2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

訪問カウンセリング塾長の独り言東儀正人

そのために独立心がなく、義務をはたさなければならない状況にで会うと、すぐにくじけてしまいます。

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甘やかされた子どもは、普通の家庭には存在する「自然な秩序」が欠如した温室のような環境で成長します。

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そういう子どもたちは、根気強く仕事をすることが苦手です。努力して何かを達成しようとすることに慣れていないからです。ですから、甘やかされたこどもは、学業不振になりやすいものです。

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甘やかされた子どもは、欲求不満に耐えることが非常に苦手です。彼らは、欲しい物を今すぐに手にいれなければ気が済まないので、かんしゃくを起こしたり、性行為や登校拒否などの行動をとって親を苦しめます。

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劣等感であると信じる子どもは、いつも「じぶんは、与えられて当然である」と思うようになります。そして、他者に与えることの大切さを知らずに大人になってしまいます。

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そして、競争へと駆り立てるのです。それは、子どもの価値観を歪めるだけでなく、劣等感を植え付けます。

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親は、他者と経済的に肩を並べることができないことに劣等感を持ち、それを恥だと感じて、まわりの人が持っている物に敏感になります。

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親はこれを聞いてびっくりし、すぐ様新しい家具を購入しました。親は、自分の家庭が友達の家よりみすぼらしいことで、息子がみじめな思いをしていることに耐えられなかったのです。

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14歳の正男君は、突然、友達を家に呼ぶのをやめてしまいました。驚いた親は、息子から仲間外れにされたと思い、どうしたのか尋ねました。正男くんは、「古ぼけた家具しかないやすっぼい家に友達を呼ぶのは恥ずかしい」と答えたのです。

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この例から、親の価値観を子どもが理解していることがわかります。子どもは、母親が近所の人に見栄を張っているのを知っているのです。

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カウンセラー:本当のことを言ったらどうなっていたかな? 少年:えー、そんなこと言ったらお母さんは新しい靴を買ってくれないよ。絶対にダメというに決まっているよ。

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カウンセラー:きっと、理由があったのかな? 少年:えっと、新しいシューズで気に入ったのがあるだけど、きっとお母さんは新しい靴を買ってくれないと思ったから嘘をついたんだ。

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カウンセラー:だからお母さんが怒っているの? 少年:そうじゃなくて、お母さんには本当の話しを全部言わなかった。 カウンセラー:じゃなんの話しか教えてくれ? 少年:嘘をついたんだ。

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カウンセラー:お母さんは、どうしてスポーツシューズのことで怒っているの? 少年:えっと、今のシューズを履いていると恥ずかしいと言ったんだ。

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後になって、母親は、息子が嘘をついていることを知りました。そのことで、その少年は次のように話しました。

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次の日、母親は、他の生徒が履いている靴と同じ靴を買いに、息子を連れて行きました。

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10歳の子どもは、自分の親が地域の他の人たちと競争していることに気付いていました。ある日、その子は、「クラスのほとんどの友達は有名ブランドのスポーツシューズを履いているのに、自分は、古いシューズだから恥ずかしい思いをしている」と親に訴えまし…

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親たちは、自分が地域での中で裕福である、または、お金持ちであることを誇示することで自分の地位を保とうとするからです。

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そのような親は、自分の子どもが近所の子どもより、より良い物を持っていないと劣等感に襲われます。

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物質的欲求に関しては、特にそうです。 物質的豊かさにこだわる親もいます。

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親は、自分の子ども時代の苦い経験を自分のこどもには、体験させたくないと思いから、子どもを甘やかします。

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このような非難に、親は耐えることができませんその結果、子どもの欲しい物を与えてしまいます。子どもの言葉や行動は大した問題ではありません。問題は、親が子どもに愛されたいと強く思うあまり、子どもの罠にハマってしまうことです。

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さらに、「お前なんか親じゃない。きっと僕はもらいっこなんだ。だから僕をいじめるんだ」と言って、親を非難する子もいます。

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子どもは、親が子どもの愛情に依存している状態を利用するのです。親が言うとおりにしてくれないと、「お母さんなんか嫌い」だと言って、親を文字通り脅迫する子どももいます。

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泣いている子どもに負けてしまうのは、泣きじゃくる子どもを見るのが辛いのではなく、実は、子どもから悪い親とみなされ、子どもの愛情を失うのではないかと恐れているからです。

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親は、子どもに「この世の最高の親」とみなされたい、子どもから愛されたい、子どもに全て頼ってもらいたいものです。

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カウンセラーたちは、何度も親がこう嘆くのを聞いています。「やってはいけないとわかっているのですが、できないんです。子どもが泣いているといたたまれない気持ちになってしまうのです」

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結局、こういう親は、子どもを甘やかす過程において自分自身をもあまやさしてしまうのです。

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親が自分の欲求不満に耐えられない結果、子どもが欲しい物を手にいれられない状態を見ていられません。ですから親は、子どもの欲求に応えてしまうのです。

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親が信じてあげることが子どもにとって、その時はいい気分であっても、長い目で見ると子どもにとって有害であることに親は気付きません。